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IMPLANT

インプラント

南青山パーソン歯科 > インプラント

インプラントとは

インプラントとはインプラントとは、顎に埋め込んだ人工の歯根に上部構造という歯冠を装着することで、失われた歯の形や歯の並び、噛み合わせを回復するための治療法です。
インプラントの歴史は長く、紀元前数百年前にまで遡りますが、現在は半世紀ほど前にスウェーデンで開発されたチタンと骨の結合現象を利用する方法が主流になっています。

インプラントはこんな方におすすめ

  • 歯を削りくない
  • 入れ歯に抵抗がある
  • 普通の歯のような見栄え、仕上がりにしたい
  • しっかり物を噛めるようにしたい
  • 歯磨きなど歯のケアが普通にできるような歯にしたい

インプラントのメリット

歯の再建治療のブリッジや入れ歯と比較すると、インプラント治療には次のメリットがあります。

他の歯を削らない

歯が無くなったところの両側の歯を削って、連続した被せ物で歯を再建する治療法をブリッジといいます。
このブリッジは、入れ歯と違い接着剤で固定するので比較的噛みやすいのですが、歯を削るというデメリットを持っています。削られた歯は、しみて痛くなるかも知れませんし、そこから虫歯になるかも知れません。
インプラントなら他の歯を削らないので、このようなリスクをもたらすことがないです。

歯磨きが簡単

ブリッジは人工歯部分の歯磨きがとても難しく、その周囲が虫歯や歯周病になりやすくなります。
インプラントなら普通の歯と同じように磨けるので、隣の歯に磨き残しによる虫歯や歯周病を起こしにくいです。

本数や場所に制約がない

失われた歯の本数や場所、支えとなる歯の状態によっては、ブリッジで治療できないこともあります。ブリッジが歯を支えにして被せて治す治療法だからです。
インプラントならこのような制約がありません。歯がないところが、どの部分でも、何本でも関係なくインプラントなら治療ができます。

取り外しの手間がかからない

部分入れ歯は、歯にクラスプという金具をはめて安定を図る構造をしています。総入れ歯は、歯肉に吸着することで安定を図っています。
ブリッジやインプラントと異なり、入れ歯は部分入れ歯も総入れ歯も取り外せるように作られています。そのため、入れ歯で食事をすると入れ歯の裏側に食べ物がたくさん入り込むので、毎食後外してお手入れをしなければなりません。
インプラントなら外さず、普通の歯と同じように磨いてお手入れできますので、お手入れの手間がかからないというメリットも備えています。

しっかり物を噛める

入れ歯は取り外しできるというだけあってある程度あそびがあるため、しっかり物を噛めません。
インプラントは骨にしっかりと埋め込み、噛み合わせるようになっているので、本物の歯と同じくらいしっかり噛めるようになります。

仕上がりの見栄えに違和感がない

インプラントの被せ物部分を上部構造と言います。この上部構造にセラミッククラウンを採用すれば、本物の歯と同じような見栄えになります。
保険診療のブリッジは、金属を主体として作られていますので、噛み合わせ部分は金属ですし、人工歯部分も広く金属が使われています。奥歯に至っては全て金属ですので、ブリッジの仕上がりは不自然にならざるを得ません。
インプラントは、普通の歯のような自然で違和感の仕上がりが得られるというメリットも持っています。

インプラントのデメリット

歯の再建治療のブリッジや入れ歯と比較すると、インプラント治療には次のデメリットがあります。

保険診療の適用外

インプラントは、原則的に保険診療の適用を受けていません。保険診療で受けられる場合もあるにはあるのですが、条件が非常に厳しく、保険診療は使えないと考えていただいても間違いないほどです。このためインプラント治療は自費診療となり、治療費が高額です。
ブリッジや入れ歯は保険診療で安価に受けられますので、治療費が高くなるのはインプラントのデメリットのひとつです。

外科手術が必要

インプラント治療では、顎の骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込む外科手術が欠かせません。
全身的な病気の状態によっては受けられないことがありますし、お口の外科手術に心理的に抵抗感のある方は治療を受けづらいでしょう。

治療期間が長い

現代のインプラント治療で使うインプラントは、チタニウムという金属で作られています。この理由は、インプラント治療がチタニウムと骨が結合するオッセオインテグレーションという現象を利用しているからです。
インプラントと骨が結合するにはある程度の期間が必要なので、インプラント治療は治療期間が長くならざるを得ません。
事前の根の治療などを除けば、早ければブリッジは2〜3週間程度、入れ歯は1〜1ヶ月半程度でできます。
インプラント治療は、ブリッジや入れ歯と比べ治療期間が長くなります。

骨の状態に左右される

インプラントがしっかり骨と結合するには、インプラントを予定しているところの骨に十分な厚みや幅があること、骨そのものがしっかりとしていることなどが欠かせません。
言い換えれば、骨の状態が良くない場合はインプラントが安定しない可能性があるので、インプラント治療では骨側の条件も整っていなければなりません。
ブリッジや入れ歯では、骨側の条件はインプラントほど厳しくありません。

当院が採用するインプラントメーカー「アストラテックインプラントシステムEV」

アストラテックインプラントシステムEVインプラントは、数多くのメーカーから多種多様な製品が発売されています。その中で世界4大インプラントメーカーと呼ばれる、メジャーな開発企業があります。
当院で採用しているアストラテックインプラントシステムEVはアストラテック社が開発したもので、我が国ではデンツプライ社が販売しています。
アストラはインプラントと骨の結合力の高さ、結合期間の短さ、それによる治療期間の短縮、インプラント周囲の骨吸収の起こしにくさなどの優れた特徴を持つインプラントです。

インプラント治療の流れ

当院では熟練した歯科医師が、精密検査と正確な診断で患者様に最適なインプラント治療をご提案いたします。

  • 1.

    問診

    歯やお口の状態のどのようなところが気になっているのか、どのように治したいのかなどをお尋ねします。
    同時に、これまで何らかの病気にかかったことはないか、現在治療を受けている病気がないか、アレルギーがないかなどもお聞きします。

  • 2.

    検査と診断

    問診後、続いて術前検査に進みます。
    レントゲン写真やCTを撮影し、顎の骨の状態を詳しく確認します。必要に応じて血液検査を行ったり、現在治療を受けている病気があれば主治医に対診することもあります。
    検査結果が集まれば、結果を分析して診断を下します。

  • 3.

    治療方針の決定と治療計画の作成

    検査結果や診断結果に基づき、インプラント治療の適応があると判断された場合は、治療計画の作成に進みます。
    インプラントをどの部分に何本うつか、上部構造はどのような感じになるのか、骨増生手術が必要な場合、どのような方法を選ぶのかなどを検討して説明します。
    そして、治療に要する期間、治療費もこのときにお話しします。もちろん、インプラント治療以外の選択肢についても説明します。

  • 4.

    インプラント埋入手術(一次手術)

    歯肉に局所麻酔を施し、切開を加え骨を露出させます。そして、骨に専用のドリルで穴を開け、インプラントを埋め込み、歯肉を元に戻して縫合して閉じます。
    縫合した糸は、1週間程度過ぎてから抜糸します。

  • 5.

    待機期間

    インプラントと骨が結合するまで、2〜4ヶ月ほどの期間、安静を保ちます。
    待機期間は入れ歯、可能であれば仮歯で過ごしていただきます。

  • 6.

    アバットメント装着手術(二次手術)

    インプラントと上部構造という歯冠部分を接続するパーツを、アバットメントといいます。インプラントと骨が結合したら歯肉を切開し、インプラントを露出させ、アバットメントを装着します。
    この後、歯肉の養生に数週間安静を保ちます。

  • 7.

    上部構造の装着

    歯肉が落ち着いたら歯型をとり、上部構造を製作します。上部構造が完成したら、アバットメントに上部構造を装着します。
    インプラント治療はこれで終わりになりますが、その後は定期的にインプラントのメンテナンスを行います。

メニュー名 本数・回数 通常料金(税込)
インプラント相談 無料
埋入〜被せ物
10年保証
1本 460,000円
1本 モニター
382,000円
インプラントの治療期間はどのくらいでしょうか?

インプラントの治療期間は骨の状態によりますが、下顎で3〜5ヶ月程度、上顎で4〜6ヶ月程度かかります。
骨がしっかりしている方は治療期間が短くなりますが、歯周病で骨が減っている方など骨が弱っている方は骨増生手術をしたり、骨との結合期間を長く取ったりするので長くなります。

インプラント治療後は、メンテナンスは必要ですか?

実はインプラントも歯周病になります。
インプラントの歯周病をインプラント周囲炎と言います。インプラント周囲炎は、インプラントがダメになってしまう原因のトップになる病気です。
インプラント周囲炎を防ぐには、定期的なメンテナンスが不可欠なので、インプラント治療後も定期的にメンテナンスを受けるようにしてください。

インプラントは保険適応されますか?

原則的に適応されません。
インプラントが保険診療で受けられる条件はかなり厳しく、その条件に合うことはまずありません。したがって、インプラントは保険診療が使えないと思ってください。

インプラント治療は大掛かりな手術になりますか?

局所麻酔下で行えますので、1、2本であれば30分程度で終わります。本数によって治療時間が変わってきます。

インプラント治療が受けられないのは、どのような人でしょうか?

例えば、がんの治療で放射線治療を受けた方の中で、放射線の照射範囲に顎の骨が含まれている場合はインプラント治療は受けられません。
他、動脈瘤がある方、人工透析を受けている方、がん治療を受けている方、免疫不全症の方も受けられません。
年齢要件では、未成年の方も受けられません。

インプラントの治療概要

治療名 インプラント
治療説明 インプラントはチタニウムで作られた人工歯根を顎に埋め込み、その上に上部構造と呼ばれる人工の歯冠部分を装着する人工の歯です。
本物の歯と同じような自然な仕上がり、噛み合わせを得られるのが特徴です。
治療のリスク・副作用 下顎神経麻痺、 舌神経麻痺、上顎洞穿孔、上顎洞迷入、副鼻腔炎、咬合性外傷
治療費 1本 460,000円
治療期間 3〜6ヶ月程度
通院回数 6〜8回程度
術後の制限事項 インプラント手術を受けた当日は、麻酔がさめるまで数時間ほどかかりますが、その間、食事は避けます。なお、その後の食事は数日間は硬いものや辛いものなど、傷口を刺激するかもしれないものは避けるようにします。
当日は入浴は避けていただき、シャワー浴程度にとどめます。
手術日から24〜48時間ほどをピークにして腫れ、その後数日かけてひいていきます。その間、氷水のような冷たすぎるもので冷やさないようにします。
痛み止めなどの薬は、指示通りに飲むようにします。
治療が受けられないケース ・抗がん剤などのがん治療を受けている方
・がん治療の放射線治療の照射範囲が顎の周囲に及んだことがある方
・骨吸収阻害薬や血管新生阻害薬、特に注射剤の投与を受けている方
・免疫機能が低下している方、もしくは免疫抑制剤の投与を受けている方
・血友病などの重篤な血液疾患の方
・コントロール不良の糖尿病の方
・コントロール不良の高血圧症の方
・未成年の方

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