虫歯治療
虫歯治療とは、虫歯菌により溶かされた歯を治す治療です。ごく初期段階のCO〜最終段階とも言えるC4まで5段階に分けて、治療を進めていきます。
C1やC2クラスであれば、1回、もしくは2回程度で治りますが、C3以降になると通院回数も増えますし、C4に至れば抜歯が必要となります。
当院は、歯を削る量を最小限に抑えた虫歯治療を心がけています。
歯周病治療
歯周病治療とは、歯肉や歯の周りの歯槽骨など、歯を支える歯周組織に生じた病気である歯周病に対する治療です。
歯周病治療の基本は、原因となるプラークを取り除くプラークコントロールと歯石除去ですが、レーザー治療も注目されています。
歯周病のレーザー治療では、歯周病の炎症組織をレーザーで蒸散させたり、深くなった歯周ポケット内部をレーザーで殺菌させたりします。
当院でも、従来から行われてきたプラークコントロールや歯石除去に加え、レーザーによる歯周病治療も行っております。
根管治療
根管治療とは、歯の神経として知られる歯髄が収まっている歯髄腔、もしくは歯髄が収まっていた根管を対象とした歯科治療です。
歯髄が生活状態にある歯に対する麻酔抜髄と、歯髄が活動性を喪失ている歯に対する感染根管処置に分けられます。
小児歯科
小児歯科とは、乳歯列から混合歯列のお子さまの歯科治療を担当する歯科です。
成長発育途上にあるお子さまを対象としているので、小児歯科では成長発育に関する専門知識や小児へのコミュニケーション能力などが必要とされます。
顎関節症
顎関節症とは、顎関節の痛み、開口障害や開口軌道のずれなどの運動異常、雑音などを認める非炎症性の一連の症候群の総称です。それらを単独で認めるものや合併しているものなど、症状は多彩です。
顎関節症は、口腔内装置(マウスピース)や薬物治療、徒手整復術などによる治療が行われます。
親知らずの抜歯
親知らずとは、第3大臼歯という最も奥の歯のことで、親知らずの抜歯はその歯を抜く処置です。
親知らずは、生えてくる頃には顎骨の成長発育が終わっており、多くの方は十分なスペースが確保されていません。これによりその他の歯と異なり、健全に生えてくることがほとんどなく、埋まったままになったり、傾いたりしています。
このため、親知らずの抜歯には専門技術が必要とされます。
他院では抜けないと言われた親知らずの抜歯でもご相談ください。
レーザーによる上唇小帯・舌小帯切除術
レーザーによる上唇小帯・舌小帯切除術とは、上唇小帯や舌小帯の付着異常に対して行われるレーザーを使った切除術です。
小帯とは、お口の中に7つある筋です。中でも上顎前歯部にある上唇小帯と舌下面にある舌小帯の位置異常などを認めると、前者は上顎の正中離開、後者は舌の運動制限の原因となるため、小帯切除術が行われます。
メスを使わないため、ほとんど出血や痛みをともないません。そのため、予後が良好です。